ペインターにおける「反逆の先導者、チャンドラ」について考えてみる
2016年10月2日 ペインター解説 コメント (6)
Chandra, Torch of Defiance / 反逆の先導者、チャンドラ (2)(赤)(赤)
プレインズウォーカー — チャンドラ(Chandra)
[+1]:あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。あなたはそのカードを唱えてもよい。そうしないなら、反逆の先導者、チャンドラは各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
[+1]:あなたのマナ・プールに(赤)(赤)を加える。
[-3]:クリーチャー1体を対象とする。反逆の先導者、チャンドラはそれに4点のダメージを与える。
[-7]:あなたは「あなたが呪文を1つ唱えるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。この紋章はそれに5点のダメージを与える。」を持つ紋章を得る。
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書いてあることは強力。
実際に使用したわけではないのでとりあえず空論だけど。
[+1]:あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。あなたはそのカードを唱えてもよい。そうしないなら、反逆の先導者、チャンドラは各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
ひとつめの能力。
いわゆる『衝撃的ドロー』。
「紅蓮の達人、チャンドラ」の0能力によく似たものだが実際は別物。
能力の解決中に捲れた呪文をプレイしなければいけないため、フェッチランドや死儀礼のシャーマンなどのマナ能力でない起動型能力は使用出来ない。
また、唱えないことを選択した際に発生する2点ダメージは『奇跡コントロール』などに対して生物でない置物でダメージを稼げるため非常に有用。
その他のデッキに対してもコンボを決めずにライフを詰めて行く事もあるので無駄になりにくい。
紅蓮の達人、チャンドラもそうだが師範の占い独楽との相性も良い。
[+1]:あなたのマナ・プールに(赤)(赤)を加える。
ふたつめの能力は単純なマナ加速。
この能力のおかげで実質2マナでプレイすることが可能で出したマナもペインターをプレイしたり、丸砥石をプレイする際も紅蓮破や赤霊破を構えたり目くらましをケアすることも可能。
なによりこのPWが着地している=4マナある為翌ターンにはコンボパーツ2種をプレイし、起動まで行うことが出来る。
評価されにくいかもしれないがコンボにおいての瞬間的なマナ加速は重要。
[-3]:クリーチャー1体を対象とする。反逆の先導者、チャンドラはそれに4点のダメージを与える。
みっつめの能力はダメージによる除去能力。
エターナル環境でタフネス4の生物はあまり見ないため若干使いづらい印象。(難題の予見者くらい?)
タルモゴイフを除去しづらいので自身の中では低評価の能力だが死儀礼のシャーマン、石鍛冶の神秘家、秘密を掘り下げる者など戦場に残すと負けに繋がる生物に触れるのは偉い。
欲を言えば-2で3点火力とかのがよかった。
[-7]:あなたは「あなたが呪文を1つ唱えるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。この紋章はそれに5点のダメージを与える。」を持つ紋章を得る。
奥義。
使えばだいたい勝ちって書いてある。
低コストの呪文が多く、前述の通りライフを詰めて行く事があり、プラス能力を3回使っているので2つくらい呪文を唱えれば勝てるだろう。
ほぼ使う機会はないかもしれない。
ざっと能力を見直してみるとマイナス能力だけコストが重く使いづらい印象だが強いカードではあるしペインターに採用するのは間違いないかなとは思う。
構築がガラリと変わるかと言われればおそらくそうではないとは思うがこのカードを中心に構築してみるのもありなのかもしれない。
コメント
なるほど(’◉⌓◉’)勉強になります。
ジャンドで使う人も多そうなので問題になりそうですね〜
今朝知り合いのジャッジの方に念の為確認しました()
ジャンドはただでさえきついので早く紅蓮の達人のほうに戻してほしいですね(´Д` )
わかる
ただイラストは初心者用構築済みの方が好きっていう
デッキの潤滑油と新しい勝ち筋を兼ね備えていて思った以上に強かったです(それこそ奇跡デッキのジェイスみたいな存在)。
特にグダる(こっちがグダらせる)ことの多いデッキですので「橋+チャンドラ」の組み合わせでそのまま勝てちゃったりします。デッキにチャンプブロッカーが多く、初期忠誠度も高いので結構長持ちします。
情報ありがとうございます\(^o^)/
僕も枚数多めで構築してみます(。・ω・。)